「あんなー、タケシんとこ、顕微受精っちゅうのをやってるようなんよー」ええぇーーっ、危ない、危ない、目玉が飛び出てくるかと思ったよ。タカシというのは、夫の弟のこと。まだ、33歳で、奥さまも34歳。義母は先日、義父と一緒に2泊3日で遊びに来て、到着早々、その話をはじめた。私たち夫婦は、自分たちの治療のことを一切話していなかったから、平静を装って、「ケンビジュセイ」がまるで初めて聞く単語のような顔で応答する。お義母さんは続ける。「どうも、タカシのほうが問題あるみたいでな、なかなかできんから、顕微までやることになったんてー」と。お義母さんの次のひと声が聞こえてくる気がした。「あんたたちも、そんなんやっとるの?」って。その探りには乗りません!自分たちと同じ時期に結婚した義弟夫妻、若いのに、なかなか出来ないんだなぁ、そろそろ治療も考えたほうが良いんじゃない?って老婆心ながら思ってた。もう、とっくに始めてたんだね。私のほうは、左右の卵巣が重たくなってきて、すでにOHSSみたいな感じ、泣。歩くとズシンと響きます。一番大きな卵胞が20mmを越えているので、早く採ってほしい。。いよいよ、6回目の採卵です。
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