2月に初めて採卵周期を経験したときは、「絶対無理です!」と先生の自己注射の薦めを断って、雨の日も雪の日も土曜も日曜もクリニックに通い続けました。不器用なうえに、ビビリで針が刺さっていく瞬間さえ見ていられないもので、、。その時はロング法だったから、2週間くらい。正直、結構しんどかった。通院そのものよりも、毎日きっかり定時に仕事を上がり続けることが辛かった。気のせいかもしれないんだけど、忙しいときの、「えっ、帰るの?」みたいな同僚の目が、、。
でも、2度目の採卵にあたる今回は自己注射を選べました。なぜなら、ひとのブログを読んで、夫に打ってもらうという手段があることを知ったから。私の不器用さを十二分に知っている夫が反対するはずもなく、講習からダンナとふたりで行きました。注射器のセットの仕方から全部、ダンナが覚えます。私、隣で見てるだけ。
看護師さん:「ご主人、器用だわー。すごい器用。お仕事は薬剤師さん?」
ダンナ:「ちがいます。」
看護師さん:「あら、違うの。落ち着いてるし、すごいわー。上手。」
看護師さん:「あ、奥さん、」
おぉぉ、ようやく呼ばれた、私の出番がきた!!
看護師さん:「奥さん、奥さんはね、肉もってください。」
肉ーーー、肉って、、、。
ジブン:「…はい。」
たっぷりある脂肪を挟んで持ち上げた。
今は、毎日毎朝、これが夫婦の儀式です。
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