D13から不正出血、9月とまったく同じ状況。黄体ホルモン補充にいくまえに、エストロゲンを補充している間に出血する。それも、今回はどす黒い血液で、目にした瞬間に絶望的な気持ちになった。同時に「転院」の気持ちがよぎった。このクリニックにいては、同じことを繰り返すだけの気がして。「最後の砦」のクリニックについて、すごい勢いで調べ始めた。
出血しているまま、内膜確認でクリニックでの診察。先生のひと言。
「今周期はもう止めましょう。」、それを訊いてホッとする自分がいた。こんな状態で今回移植してうまくいくはずがないこと、素人目にも明らかだった。
でも次の言葉は、ショックだった。「少し休んだ方がいい、1-2周期くらい。エストラーナでもジュリナでも出血してるから、子宮の状態が良くないんだと思う。移植はまた、年明けにしよう。」って。先生も困った顏してた。目の前が真っ暗になった気がした。たぶん、ひどい表情をしてたと思う。もうあと数日で、ひとつ歳をとる。時間がない。
稽留流産という結果に終わったけど、体外受精を始めて最初の移植で妊娠したから、どこか甘く見ているところがあったのだと思う。胚さえ良好であれば、あと数回やれば、また妊娠するって。まさか、移植でこんなに苦労するとは思わずに。
見るに見かねた様子で先生が提案してくれた。「移植休んでる間に、採卵するっていう選択肢もありますよ。」と。とっさに答えた。「します、します、採卵。ボーっと休憩しているより、ずっといい。」と。ついさっきまで転院を考えていたはずなのに…。
転院か、採卵か、休憩か。もう何が正解なのか、本当にわからない。誰かが、最良の策をこっそり教えてくれたらいいのに、、今心からそう思う。
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