サクラ咲け!!41歳、妊活リスタート。

40歳から不妊治療を開始し、2度の稽留流産を経て、43歳で出産。44歳の今、0歳男児の育児中です。

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退院

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それは、暑い暑い夏の日でした。産院の玄関を出て、タクシーに乗り込むまでに浴びた久しぶりの日光が、まぁなんて眩しいこと。退院の朝、体温は36.9度のギリギリセーフ。あの日の、まだまだ本調子じゃなくい体調と、ギャンギャン泣いている息子の泣き声、真っ青な空。この先もずっと覚えているような気がします。3日で退院するつもりで入った病院に結局、半月入院してました。半月も入院していると、顔見知りの看護師さんも増えました。自然分娩を試みていたときに16時間立ち会ってくれた助産師さんは、入院中、何度も顔を出してくれました。病状が深刻になってきたときに彼女が話してくれたことがあります。「さんちゃん、大変な状況になっちゃったけど、これって、さんちゃんに限ったことじゃないんですよ。私達は仕事がら、たくさんのお産を見てきていて、なかには本当に悲しい結果になってしまうケースも見てきているんです。でもね、そういうことって、当事者の人は、みんな内に秘めていて、その後、そのことを周りにベラベラと話したりしないじゃないですか。辛ければ、辛いほど、話さない。だから、そういうケースを耳にすることがなくて、みんな現代社会では妊娠さえすれば、当然のように無事に出産するものだと錯覚してる。ほら、流産とかもそうじゃないですか。実は多くの人が流産しているけど、無事に出産できたときしか話さない人が多いでしょ。」って。その通り。自分は2度の流産の経験を、ほとんど人に話していない。これから先も、わざわざ流産の経験や、今回の産後の苦難を人に話すことはないように思う。小さな息子を胸に抱いて、母や夫と病院玄関前で満面の笑みで退院の記念撮影。もし、その姿を見かけた人がいても、笑顔の裏に、2年半の不妊治療、2度の流産、命懸けのお産が隠されているなんて、誰も知る由もない。

 

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